学ばなければならないのは?

最近「学ぶ姿勢」について考えさせられることがあったから

今日はそのことについて書こうと思う。

 

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Joi Ito という方がTEDでおっしゃっていたこと。

 

「偏見かもしれませんが、

教育は外に出て何かやる前に、百科事典を暗記させようとしているように見えます。

でも私の携帯にはWikipediaがあります。

教育においては、たった1人どこかの山の頂でHBの鉛筆1本だけで問題解決することが前提とされているようですが、

実際には私達は常につながっていて、いつでも仲間がいて、必要ならWikipediaで調べられるのです

学ばなければならないのは、学び方なのです」

 

 

学ばなければならないのは、学び方

この言葉を聞いた時に衝撃を受けた。

 

まずJoi Itoさんは「教育」と「学び」を明確に分けて捉えている。

 

「教育」は外から与えられるもの、で

「学び」は自ら取りに行くもの、だと。

 

今まで僕は「教育」を受けてきた。

学校へ行って「知識」を学んでいた。

 

 

 

社会に出たらどうだろう?

 

「教育」は生かされるのだろうか?

 

よく、「文系なんか学部で勉強したこと就職したら使わないよ」

という話を聞く。

「大学での勉強は関係ない」と。

 

 

本当にそうなのかは疑問だけど、

社会に出たら答えのない世界に飛び込んで、自分なりの答えを出すことが求められるんだと思う。

 

みんな答えが分からないけど、自分なりの答えを探し出して勝負してる。

その自分なりの答えがどこにあるかわからないから、自分からヒントをつかむしかないんだと思う。

だから、ヒントをくれるのが「教育」で

ヒントをつかみに行くのが「学び」になるんだと思う。

 

社会に出て「ヒントをくれる」ことなんて全く期待できない。

すぐクビになりそうだ。

 

つまり、社会に出たら

自分からつかみ取る「学び」こそが大事なんだと、僕は思う。

新たな「知識」ではなく新たな「知恵」を。

 

 

でも考えてみれば大学生だって同じことだと思う。

大学はかなり自由だ。

ある程度のことは、何をやっても構わない。

 

 

そんな状況にいる今だからこそ、

自分から「ヒントをつかみ」に行く姿勢がないと

ただ時間に流される。

「ヒントを待っている」人にはいつまでたってもヒントは来ない。

 

まず自分から動こう。

自分が動かなければ自分の未来は切り開けない。

動くことが、まず大事だ。

そして、学ぼう。

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自分は何を学びたいのか、そしたらどう学ぶのが自分にとって良いのか。

その学びを通じて自分は何を考え、何を生み出すのか。

 

 

そこを改めて考え直して明日に臨みたい。