研ぐことを忘れた『きこり』

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「7つの習慣」でも「つらいから青春だ」でも取り上げられてた

きこりのお話。

 

Amazon.co.jp: 7つの習慣-成功には原則があった!: スティーブン・R. コヴィー, Stephen R. Covey, ジェームス スキナー, 川西 茂: 本

 

Amazon.co.jp: つらいから青春だ: キム・ナンド, 吉原 育子: 本

 

 

聞いたことある人もたくさんいるかもしれない。

でも、何回も見直しながら、来年一年間に挑みたい。

 

そんなきこりのお話。

 

 

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森の中で木を倒そうと、一生懸命ノコギリをひいているきこりに出会ったとしよう。

 

「何をしているんですか」とあなたは訊く。


すると

「見れば分かるだろう」と、無愛想な返事が返ってくる。

 

「この木を倒そうとしているんだ」

 

「すごく疲れているようですが...。いつからやっているんですか」

 

あなたは大声で尋ねる。

 

「かれこれもう五時間だ。くたくたさ。大変な作業だよ」


「それじゃ、少し休んで、ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。

そうすれば仕事がもっと早く片付くと思いますけど」あなたはアドバイスをする。

 

「刃を研いでいる暇なんてないさ。切るだけで精一杯だ」と強く言い返す。

 

 

 

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このきこりは、切ってばかりいて、

刃を研げばもっと早い時間で終わることに気づいていない。

 

 

この話から得られる教訓は

『時に、見直すこと』

だと僕は思う。

 

 

 

色んな作業をしなくちゃいけない。

毎日が忙しい。

いっぱいある仕事をこなし続ける・・・。

 

 

 

『果たしてそれでいいのだろうか?』というのが

この話から投げかけられる問いだと思う。

 

 

ずっと作業が続くからこそ、

一度冷静になって、『どうすればよりよくなるのか』

を考え直す必要がある。

 

 

 

きこりの話だと、『愚かなきこり』に見える。

でも、僕たちも、同じように『愚か』になってないだろうか?

 

 

『忙しい』と言って明け暮れて、

仕事や作業をこなし続ける。

 

 

そうなってはいないだろうか?

 

 

 

「木を切るのに8時間もらえるなら、そのうちの6時間は斧の刃を磨くのに使う」ーエイブラハム・リンカーン

 

 

リンカーンはこう言ったという。

 

 

忘れがちだけど、見直すことは本当に大事だ。

 

 

 

 

2日前のブログでも

『stop look go』だという話をした。

 

 

うん、まさに。

 

 

 

もう年末。

今年を振り返る時には

『ただこなす』だけになっていなかったか?

ちゃんと見直すことができていたか?

とか、確認してみよう。

 

 

『時に、見直すこと』

 

 

たまには、休んで、自分自身を研いでみることも必要だ。