IoT!!
IoT(Internet of things)。
『モノのインターネット』と言われ、
今までネットワークに繋がっていなかったモノがインターネットに繋がっていく。
僕は割と最近聞き出した言葉だけど、
どうやらこの概念は1990年代から取り上げられてきていたらしい。
このIoTが生み出した未来を劇的に変えるかもしれないモノがある。
それが、『3Dプリンター』。
3Dプリンターの可能性にめちゃめちゃ感動したから
少し内容を書いていきたい。
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今、宇宙開発で最も注目されているモノの1つである、3Dプリンター。
その魅力は、膨大な費用のかかる試作品を3Dプリンターで格安に作れることや
データがメールで送信できるため、どこにいても、
宇宙にいても、毎回異なる設計図で、その場で作れてしまう。
今は月面の砂で3Dプリントしちゃおうという試みもされている。
また、自由自在に立体物を作れてしまうし、いちいち費用をかけて型を作らなくても、データがあれば作れてしまうから、『究極の個人向け』が作れる。
3Dプリンターで3Dプリンターを作ってみよう、っていう動きもある。
子供でも、どんなお年寄りでも、簡単にモノが作れる。
どんな郊外の地域でもモノを作り、発信できる。
宇宙開発、地域活性、革新的なモノ。
ほんとに魅力がいっぱい詰まってる。
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ドイツやアメリカ、ベルギーで
どんどん3Dプリンターの技術力があがってる中、
日本の大企業はようやく数社が開発に乗り出した感じ。
でも、実はこの3Dプリンター技術の基となるのは、1980年代に、
名古屋の大学院で研究していた、日本人が生み出していたらしい。
その方は論文を出し、特許を取ろうとしたけど、
あまりにも関心を持たれなかったために断念したそうだ。
ドイツの大手金属加工プリンター会社のCEO、ハンス・ランガーさんはこう言う。
「日本は従来の技術が素晴らしかったが、それに満足して、より可能性のある分野に乗り出す発想に欠けていた。」
長くなってしまったけど、僕が今回思ったのは
『3Dプリンターはすげぇ!』ってことと
『未来をしっかりと見据える』こと。
未来なんてどう変わるかわかんないから、先のことばっかり気にしててもどうにもならない。
でも、未来を見据え、変化を感じ動いていかないと、時代に合ったモノは生み出せない。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である』ーチャールズ・ダーウィン
日本全体でも、僕らのような一個人でも
未来を見据え、変化していく、という知恵と勇気が必要なんだと思う。